専門生の就活、狙うべきは大企業or中小企業、どっち？

専門生の就活の企業探しでは、見るべきポイントがいっぱい！
会社規模についても「大企業がいい」「絶対に中小企業！」など様々かと思います。

そもそも会社規模って、どうやって選ぶのがよいのでしょうか？

企業規模の向き・不向きには個人差あり！

大企業がいいのか、中小企業がいいのか……その答えは、実は個人によって変わってくる部分がとても多いものです。「専門学生はどっちを狙うべきか」は、一概には言えません。

●大企業・中小企業それぞれに、自分はどんな期待をしているのか。
●どれくらいの人数の人たちと日々どんな風に仕事をしたいのか。

などなど、まずは自分が希望するイメージを具体的にしておく必要があります。

大企業の特徴

やはり一番わかりやすいのは知名度でしょうか。規模が大きな分、会社の名前を知っている人も多いことでしょう。「みんなが名前を知っているあの会社にうちの子が！」など、ご両親は喜ぶかも？
福利厚生が豊富だったり、教育制度が充実していたりするケースも比較的多いかもしれません。

一方で、転勤の可能性があったり、仕事の裁量権が少なかったりする場合も少なくありませんので注意が必要です。

中小企業の特徴

中小企業の場合、大企業と比べて仕事の裁量権が多くもらえたり、昇進などもスピーディーだったりする場合が少なくありません。
仕事のスピード自体が速い、ということもあるでしょう。
かかわれる仕事の幅も多くなりがちですので、バリバリ仕事をしたい、経験を積んでどんどん能力を身に着けていきたい人には向いているかもしれません。専門性をより磨きやすいと言えるケースもあるかも。

関係性は“アットホーム”で密な会社も少なくありませんので、もっとドライな環境がいい……という人の場合は、会社の雰囲気をよく確認しておくのが良いでしょう。

以上、大企業・中小企業のそれぞれ代表的な特徴をあげました。
とはいえ就活している専門学生のみなさんが千差万別、様々な個性を持っているのと同様に、「大企業」「中小企業」というだけでその内実は決まりません。

大企業だけどアットホーム、中小企業だけど福利厚生制度が豊富、という会社も、もちろんたくさんあります。

また個人事務所などに就職する専門学生さんもいらっしゃるでしょう。

企業規模はあくまで目安。大切なのは「まず自分の希望を明確にする」こと、そして「その会社はその希望条件に当てはまっているのか」を確認することです。